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偶然にも最悪な少年【ざっくり書評No.20】

偶然にも最悪な少年 (ハルキ文庫)
グ スーヨン
角川春樹事務所
売り上げランキング: 591,502


おすすめ度:6/10
管理人の一言:主人公が韓国人になった、村上龍テイストの小説。

あらすじ
在日韓国人の中学生カネシロヒデノリは、ある夜自殺した姉の遺体を病院から盗み出す。彼の目的は、博多から彼女とともに故郷である韓国へ渡ることだった・・・。



【ざっくり書評】


➀:文章が乾いていて、しかもセックスとドラッグの描写も豊富。もちろん作者は別人ですが、なんとなく村上龍さんの作品に似たものを感じました。ただいくら文体が生々しくないとはいえ、主人公が全く関わり合いの無い老夫婦にナイフをちらつかせるシーンでは、心にムカつくものを感じましたが(笑


➁:この作品の特徴は、一文ごとに段落が変わっていること。登場人物の視点で物語が進むのでまるで彼らの脳内を、リアルタイムで追っているかの様にスピーディーに読めます。そして皆若いからか、会話のフレーズにストレートな内容が多いことも、読みやすさの手助けになっています。


③:作中で主人公のヒデノリは何度も犯罪を犯していますが、殆ど焦っている姿を見せません(人刺してるのに)。なんだか冷徹な人物な様に見えますが、在日に生まれたことで差別を受け続けてきたため、周囲を冷めた目で見るようになったのも仕方ないのかも知れないです。しかしそんな彼も、ラストでは・・・。


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カテゴリー:「本」
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