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感想文No.9 聞いてないとは言わせない

聞いてないとは言わせない (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジェイムズ・リーズナー
早川書房
売り上げランキング: 897,474



おすすめ度:7/10
管理人の一言:おい、お前も悪人かよ!
※感想文のラストに、些細ですがネタバレを載せています。見たくない方はご注意ください。


《ざっくり内容》
ヒッチハイクを使って、テキサスの片田舎にやってきた青年トビー。彼は一人で農場を営む女性、グレースに雇われて共同生活を営みはじめ、やがて二人の関係はどんどん親密になっていく。するとある日突然、拳銃を武装した男たちが家の中に押し入ってきて・・・。


【ざっくり感想文】


➀:序盤は淡いラブロマンス要素全開でしたが、轟く銃声によってそんな牧歌的ストーリーはぶち壊されます。そこから先はどうストーリーが進んでいくのか、最後まで予想が出来ません。娯楽小説としてはかなり面白い&読みやすい部類に入るのではないでしょうか。

➁:ちなみに作中では、銃撃戦(死傷者あり)とセックスが所々にたんまりと放り込まれてます。ただどちらも描写がかなり乾いているので、生理的な不快感は殆どありません。どんだけセックスするねん!とは思いましたが。本当にスピーディー且つ裏切りの連続な物語なので、あまり生々しい描き方はテンポが悪くなるのでしょう。

③:クライマックスにも「大どんでん返し」というほどではありませんが、しっかりとしたオチが用意されています。しかも本作は最後以外にも小さな山場が要所要所に組み込まれているため、「ラストのために読んでたけど、それまでの展開が詰らなくて投げた」という状況に陥ることはないでしょう。ただ読み終わった後に、「えええええええ・・・・」と思う可能性ありです。


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カテゴリー:「本」






<ネタバレ>
※最後まで作品を読んで頂ければ、「管理人の一言」の意味がお分かりになるかと思います。
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感想文No.8 高校生からわかる「資本論」 

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
池上 彰
集英社
売り上げランキング: 6,911


おすすめ度:8/10
管理人の一言:豊富な例え、強烈な皮肉


《ざっくり内容》
経済学の巨星、マルクスが著した「資本論」。この非常に難解な本作を、「分かりやすい説明」でおなじみの池上彰さんが読み解きます!


【ざっくり感想文】


➀:丁寧さに定評のある池上さんですが、その実力はこの作品でも遺憾なく発揮されています。資本論は持って回った難しい表現がよく使われているのですが、お得意の「例え話」を用いて資本論を知らない人でも十分に腑に落ちる解説を行っています。この人、やっぱり高性能です。

➁:実は資本論の内容自体は、そんなに難しくありません。「資本家が労働者を抑圧し過ぎると、やがて労働者は団結して革命を起こす」というものです。難解と評されるのは上記の通りマルクスが小難しい言い回しをよく使っているからで、池上さんも「マルクスはこういう気取った言い方が好きなんだよね」等、作中で皮肉を言っています(笑)

③:正直これさえ読んでおけば、わざわざ本家「資本論」を読む必要は無いかもしれません。解説本としては非常に優秀ですし、なにより文章を理解する時のストレスが本家と比べても圧倒的に少ないですから。


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カテゴリー:「本」

このブログのコンセプトとルール

ざっくり読書感想文は、「時間の無い人が、すぐに読めるシンプルな書評サイト」をコンセプトに運営しています。

以下、このサイトの「3つのルール」です。


【3つのルール】
扱うのは活字本メイン。(ジャンルは問わない。ただし雑誌は除く)
感想は3行にまとめる。(1行は多くて120字程度)
書評の他に、「個人的お気に入り度」も付ける(たぶん甘め)


上記にルールに加えて、「新作」「古典」も関係なく扱っていきます。
※3「行」ではなく3「段落」の方が適当なのですが、字体の伝わりやすさからこちらを使用しております。

感想文の一覧は、「こちら」からどうぞ。

本屋について、前向きに批判をしてみます。

今回は書評ではなく、書店について思う事を書いています。
読んでて不愉快になった方は、速攻で退出を勧めます。


管理人は大阪に住んでまして、月に数回は梅田や難波(共に大阪の繁華街)の大型書店に出かけます。
行く度に思うんですが、大きい本屋って「アンケート記入スペース」を設けたら良いと思うんですよね。
お客の何人かは、口には出さないけれどお店に対して改善してほしいポイントを抱えているのではないでしょうか。


たとえば梅田駅の建物内にある、某大型書店。
ここの店内には「書籍検索用のタッチパネル」が何台か設置されているのですが、検索結果が表示されるのに時間がかかります。
以前はかなり早く結果が表示されていたのに、なぜかこの1年ぐらいは遅い状態のままです。
「戻る」をタッチしても、元の画面に戻るのに時間がかかります。最初、フリーズしたのかと思いました。


正直、これって結構イライラするんです。このイライラは直接味わってみなければ、分からないかもしれません。
今まで読んでて、「じゃあ、店員にそれを直接言えよ!」という方もいらっしゃると思います。
・・・それもなんだか気を遣うんですよね(どないやねん)。


上でも書きましたけど、書店に来る人(特に常連さん)の中には、こういう不満を抱えている人も少なからずいると思うのです。
それが店員の態度なのか、お店のレイアウトの事なのかは人それぞれでしょうが・・・。
書店側はそういったお客さんの声を、一度集めてみると良いと思います。


飲食店と違ってアンケート用紙を設置している書店を、管理人は見たことがありません(見落としている可能性あり)。
出入り口に一か所そういうスペースがあるだけで、そこそこ収穫はあるのではないでしょうか。
既に設けているなら、人目に付く場所に置いてみるとか・・・。



・・・以上、本好きの戯言でした。



感想文No.7 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
千田 琢哉
日本実業出版社
売り上げランキング: 11,637


おすすめ度:9/10
管理人の一言:この本は、管理人の「読書の方向性」を変えました


《ざっくり内容》
漫画しか読まなかった若く貧しき日の著者が、自腹で1000万円を投資し1万冊を読破してつかんだ
「つまらない人生」を変える超実践的読書術 -本書カバーからの引用



【ざっくり感想文】


➀:管理人オススメの本です。この本を読むまでの管理人は、無意識に「読書が強制ノルマ」の状態になっていました。「純粋に本が好きだ!」という思いが伝わってくる、本書を読了するまでは・・・。

➁:本作は「まさに本好き!」と呼べる作者が、本を読むことによる溢れんばかりのメリットを教えてくれます。また作中で「小説」や「マンガ」を卑下することなく、「ビジネス書」や「自己啓発書」と同等に扱っている点も見逃せません。以前の管理人もそうだったのですが、ビジネス書だけを読んでいる人は、なんとなーく小説を蔑視してる人が多い気がするんですよねー。

③:素晴らしい本ですが、中には「本を読んでいると左右対称の顔になる」の様に、「嘘やん!」とツッコミを入れたくなる項目もありました。ただ圧倒的な読書量に裏打ちされた作者の経験は伊達ではなく、冒頭の「本を読むから時間に余裕ができる」という見出しを始め、思わず唸ってしまうような言葉が目白押しです!


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カテゴリー:「本」

感想文No.6 HTML&スタイルシート ポケットリファレンス

改訂第6版 HTML&スタイルシート ポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)
シーズ
技術評論社
売り上げランキング: 14,848

※いくつか改訂版が出ているようですが、今回は「改訂第6版」について記述をします。
※また管理人は最近プログラミングに興味がでてきた、ただの素人です。その為とんちんかんな解説が見受けられるかもしれませんが、ご了承ください。


おすすめ度:8/10
管理人の一言:もう、使い勝手抜群


《ざっくり内容》
HTMLを使う際、分からない事がある時に活躍!よく使われるHTMLのタグに的を絞り、それぞれの用途別に解説を行っています。ページ内の記述は少なめですが、その分シンプルで分かりやすい一冊です。


【ざっくり感想文】


➀:こうしたプログラミング(?)系の本としては、内容もシンプル&サイズもコンパクトで読んでいても疲れません。書店に行けば分かるのですがこうした解説書の多くは、大型&内容が複雑で目を通すだけでも、労力を使ってしまうものなのです。

➁:そもそもHTMLとは、文章の中で「段落、見出し、リスト」等を付ける時に使われます。文字を太くしたり下線を引いたり斜めにできるのもHTMLがあるおかげです。かく言う管理人も、ホームページで記事を書く際に不明な点がある場合には、この本に現在進行形でお世話になっています。

③:「プログラミングの本だし、自分には必要ないかな・・・」と考える人も、結構いるかもしれません。ただHTMLは例えばヤフオク等で商品の見出しを工夫する時にも使えますので、そういった事に興味があればこちらを読むことをお勧めします。今後プログラミングに興味が出てきた際に、基盤になる可能性大です。


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カテゴリー:「本」

ざっくり書評50音順一覧

今までに書いてきた、書評を載せています。
別ウィンドウで表示されます。今後も、こちらのページに追加していきます。


<あ行>
悪文
ウォルト・ディズニーの言葉
売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方
HTML&スタイルシート ポケットリファレンス


<か行>
聞いてないとは言わせない
今日もかるく絶望しています。
偶然にも最悪な少年
高校生からわかる「資本論」


<さ行>
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
水族館ガール
すっきりわかった!PHP
世界でいちばん簡単な Javaのe本


<た行>
地理のおさらい
「ツイッター」でビジネスが変わる!
時計じかけのオレンジ


<な行>
中の人 ネット界のトップスター26人の素顔
なりそこない王子
日本でいちばん社員のやる気がある会社
ネットで成功しているのは<やめない人たち>である


<は行>
坊ちゃん


<ま行>


<や行>
やさしいWebデザイン


<わ行>
私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。


<数字>


カテゴリー:「本」

感想文No.5 悪文

悪文―裏返し文章読本 (ちくま学芸文庫)
中村 明
筑摩書房
売り上げランキング: 301,692


おすすめ度:5/10
管理人の一言:自分が書いた文章にも、当てはまること多数。


《ざっくり内容》
パッと見は不備が見つからないが、読み手としてはイマイチ要点が理解ができない文章。はたまた、文法的には上手いとは言えないが、読者の心を鷲掴みにしてしまうストレートな文章。日本語においては読みづらい文、すなわち「悪文」の意味が曖昧だと語る作者が、その定義を追求し且つ悪文を生み出さないポイントを伝授する指南書。



【ざっくり感想文】


➀:読み手に、容易に理解される文章を書く。これが作者がこの本の中で、一番言いたかった事なのだと思います。論文としては成立しているのだろうけど、結局伝えたい事が響いてこない文章を皆様も1度は読んだのではないでしょうか。作者は、「悪文」をまさに前述のような文章の事だと指摘しています。

➁:そして作中の序盤にて作者は、「見たものや感じたことを、そのまま文にするのは無理がある。対象物はたいてい『ことば』の姿をしていないし、書き始めの一文だけで選択肢がありすぎるからだ(要約)。」とも語っています。素晴らしいです。こうした既存の考え方を別の視点から論ずるスタンスは、管理人の大好物です(笑)。

③:そういった批評から展開して、「伝わりやすい文章」のポイントを解説していきます。作品自体の読みやすさとしては、おそらくこうした文法のノウハウ本の中でも、かなり上位の部類に入るのではないでしょうか。一見ページ内に漢字が多くて敬遠しそうになるでしょうが、読み進めていけばそれが食わず嫌いである事に気づくはずです。そう、管理人のように。


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カテゴリー:「本」

感想文No.4:坊ちゃん

坊っちゃん (新潮文庫)
夏目 漱石
新潮社
売り上げランキング: 12,125



おすすめ度:6/10
管理人の一言:夏目漱石の入門書は、これでいいと思う。


《あらすじ》
幼い頃から無鉄砲で、負けん気が強かった坊ちゃん。学校を卒業した彼は、東京からはるか離れた四国へ教師として赴任する。しかし田舎での教師生活は、気の早い坊ちゃんには少々息苦しいようで・・・。


【ざっくり感想文】


➀:なんといっても、文章が読みやすい!坊ちゃんの視点から「話言葉」で書かれているため、100年以上前の作品にも関わらず現代でもさほど詰まる事無く読むことができます。

➁:そして登場人物も、皆それぞれキャラクターが確立されています。特に赤シャツ(あだ名)の「嫌味な教頭」という役は、後世の作品にどれだけ影響を与えたか計り知れません。

③:田舎特有の陰気くさい雰囲気に坊ちゃんが思わずイライラする場面もありますが、終盤ではちゃんとスカッとする結末になってるのでご安心を。古典文学の中でも、おそらくトップクラスで読みやすい作品だと思われます。


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カテゴリー:「本」

感想文No.3:水族館ガール

水族館ガール (実業之日本社文庫)
木宮 条太郎
実業之日本社 (2014-06-05)
売り上げランキング: 11,569



おすすめ度:6/10
管理人の一言:職業小説としては、たぶん異端。


《ざっくり内容》
市役所からの辞令を受けて、水族館「アクアパーク」のイルカ課へ出向になった嶋由香。一癖も二癖もある館員たち&いたずら好きなイルカに翻弄されつつも、彼女は一人の飼育員として成長していく・・・。


【ざっくり感想文】


➀:文庫本としては若干厚めですが(約400ページ)、作中に小難しい言い回しはほとんど出てきません。下記のの豆知識もあまり横道に逸れることは無いので、全体的にストレスを溜めずに読めると思います。

➁:ストーリー中、飼育している生物のトリビア(ペンギンには、ホモのカップルもいるetc)や水族館経営の裏話がよく登場します。そういう説明的な文章は冗長気味になりがちですが、この作品では上述の分かりやすい表現も相まって興味深く読めます。むしろ物語全体よりも、こっちの記述がメインな気もします。

③:時折挿入される「夢の中のシーン」は、個人的には要らなかったです。特にそのシーンに伏線が潜んでるわけでもなかったので。ただ不満は本当にそのぐらいで、読む人を選ばない素敵な小説だと思います!


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